3Dプリンティングの導入目的は、依然として試作用途が多いものの、最終製品や治工具などの作製といった、製造装置への利用も進み始めている。その際、3Dプリンターで何でも造ろうとするのではなく、3Dプリンターでなければ造れないものへの応用を指向する考え方が目立ってきた。さらに、使いこなしを進めていく上ではノウハウの蓄積が重要であるとする技術者が多いことも分かってきた。

Q1 3Dプリンターを使いこなすためにはユーザー側で活用ノウハウを蓄積することが重要だと思うか

「とても重要だと思う」「ある程度は重要だと思う」を合わせて87%の回答者が、ノウハウの蓄積が重要であるとした。この回答は、3Dプリンターを使 いこなすこと自体がそもそも重要との認識を表しているとも解釈できる。