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HOME有料会員向けトップ > [第3回]アンテナ設計の鉄則、長さを調節して共振状態を作る

日経エレクトロニクス 2015年7月号

無線モジュールの要、アンテナ設計の基礎

[第3回]アンテナ設計の鉄則、長さを調節して共振状態を作る

  • 根日屋 英之=アンプレット 代表取締役社長
  • 2015/06/19 00:00
  • 1/5ページ

出典:日経エレクトロニクス、2015年7月号、pp.106-111(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

今回から、本題のアンテナ設計について、3回に分けて説明する。まず、効率の高い(放射抵抗が高い)アンテナの設計について説明する。続けて、代表的な小形アンテナであるチップアンテナの設計について解説する。なお、本連載では、アンテナを電波の放射素子として捉えて、その寸法の大小を表現するときには「大形」「小形」という表記を用いる。(本誌)

 アンテナ設計の基本的な考え方は、アンテナの長さを短く、または長くして、アンテナを目的の周波数に共振させることにより、アンテナの放射において損失を起こすリアクタンス成分をゼロにすることである注1)。アンテナは長さを調節するだけで共振状態にできる。

注1)ウィキペディアには、「リアクタンス(英:reactance)とは、交流回路のインダクタ(コイル)やキャパシタ(コンデンサ)における電圧と電流の比である。リアクタンスは電気抵抗と同じ次元を持ち、単位としてはオームを持つが、リアクタンスはエネルギーを消費しない擬似的な抵抗である。誘導抵抗、感応抵抗ともいう」と書かれている(2015年5月28日現在)。一方、本記事はアンテナ設計について述べており、アンテナから電波を効率よく放射するように共振(リアクタンス成分をゼロにする)させることを意図し、「リアクタンス成分は放射に損失を与える」と説明している。

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