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HOME有料会員向けトップ > [第2回]アンテナ設計は怖くない、電波が伝わる仕組みと用語を理解

日経エレクトロニクス 2015年6月号

無線モジュールの要、アンテナ設計の基礎

[第2回]アンテナ設計は怖くない、電波が伝わる仕組みと用語を理解

  • 根日屋 英之=アンプレット 代表取締役社長
  • 2015/05/19 00:00
  • 1/11ページ

出典:日経エレクトロニクス、2015年6月号、pp.112-121(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

前回は、無線通信に使える高周波を扱う上で不可欠な電磁気学について説明した。その電磁気学を基に、今回は「アンテナとは何か」について解説する。まずアンテナ設計の意味を簡単に述べた後、アンテナから電波が空間に放射されるメカニズムについて説明する。続いて、アンテナ分野でよく使われる専門用語について解説する。(本誌)

 アンテナとは、電波などの電子エネルギーを空間に放射するための、電子回路と空間とのインターフェースである。

 アンテナを設計するとき、アンテナの利得の基準になるのは点波源であるので、これについて最初に簡単に説明しておく。点波源は大きさを持たないため周波数(波長)に依存せず、また、点波源はどこから見ても同じ形(点)をしているので、全方向に球状に電波を放射する。長さや大きさを持たない波源は現実には存在しないが、これを概念としてアンテナの基準とすることで、アンテナの設計や評価がしやすくなるのだ。この仮想の点波源をアイソトロピックアンテナと呼ぶ。

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