ドイツVolkswagen(VW)社「ポロ」の分解レポートの最終回となる今回は、内外装に使われた部品を見ていく。取材の舞台は前回同様、埼玉県産業振興公社の次世代自動車支援センター埼玉が部品を一般公開した埼玉県産業技術総合センターである(図1、2)。共用化が徹底している部品では、VWグループの全ブランドが刻印されているケースもあるが、今回取り上げた部品はVW専用品が多かった(図3)。また、ドイツBosch社を筆頭に、欧米メガサプライヤーの存在感が高かった。

図1 「ポロ」の部品展示
埼玉県産業技術総合センターでVolkswagen社「ポロ」の分解部品が一般公開された。
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図2 Volkswagen社「ポロ」
南アフリカで生産している英国仕様を分解した。
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図3 部品の刻印
部品共通化が徹底しているエアフィルターでは、Volkswagen、Audi、Seat、SkodaとVolkswagenグループの4ブランドのマークが並ぶ。
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