移動通信事業者が駅や空港など公共スペースへの公衆無線LANの設置に躍起だ。理由は簡単。移動通信システム(3GやLTE)に流れ込むトラフィックの量が膨大になっているからだ。米Cisco Systems社の予測によれば、2013年から2018年の間にモバイル機器が生み出すトラフィックは約11倍になるという。移動通信事業者としては、設置コストが安く、利用できる周波数帯域の広い無線LANにトラフィックを逃がすことで、3GやLTEに流入するトラフィックを少しでも減らそうと考えているわけだ。
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