1024コアのプロセッサーモジュール「PEZY\-SC」(写真:PEZY Computing)
1024コアのプロセッサーモジュール「PEZY-SC」(写真:PEZY Computing)
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 新しい冷却技術を持つ国内ベンチャー企業のExaScalerとメニーコアプロセッサー技術を開発している国内ベンチャー企業のPEZY Computingが、最大395TFLOPSの演算性能を持つスーパーコンピューター(スパコン)を共同開発した(次ページの図1)。高エネルギー加速器研究機構(KEK)が2014年11月に「Suiren(睡蓮)」として稼働を始め、消費電力性能を競う「GREEN500」の指標で4945.63MFLOPS/Wを記録、世界第2位にランクインした(次ページの表1)。