米Autodesk社は2014年12月3日、同社主催のイベント「Autodesk University 2014」(米ラスベガス)の展示会場において、自社開発の3Dプリンター「Ember」を稼働させるデモを実施した(図)。Emberは、「2014年5月に開発意向を表明した3Dプリンター用データ処理ツール『Spark』を普及させるため、参照モデルとして開発した」(同社)。Sparkをベースにした3Dプリンターを開発する際や、材料メーカーが新材料を開発したりする際に参照するためのものだ。

図●「Autodesk University」で米Autodesk社が展示した3Dプリンター「Ember」の稼働実機
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