2013年9月17日の午後、東京タワーにある1台のエレベーターが特別展望台から約100m下の大展望室に向けて降下を始めたところ、かごのガラス窓が突然割れた。長さ50cmほどの折れ曲がった鋼板が、かごの入り口とは反対側にある展望用の窓ガラスを突き破って飛び込んできたのだ。事故の発生と同時に安全装置が働いてエレベーターは非常停止したが、6才の男児が割れたガラスの破片で切り傷を負った。