2014年4月、世界で初めてCFRP（炭素繊維強化樹脂）を車体の主要骨格に採用した量産車が日本で発売された（図1）。ドイツBMW社の電気自動車「i3」＊1である。

＊1　欧州では2013年11月に発売した。i3には電気自動車の他、レンジエクステンダー搭載車もある。

図1●独BMW社の電気自動車「i3」のカットモデル
上部の骨格（ライフモジュール）がCFRP、下部のシャシー（ドライブモジュール）はアルミ合金を採用している。フル充電した際の航続距離は229km（JC08モード）。日本での価格は標準タイプで499万円。
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