DRAM容量は512MBだが、Google社によればAndroid 4\.4ならば快適に使えるという
DRAM容量は512MBだが、Google社によればAndroid 4.4ならば快適に使えるという
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 日本のスマートフォン市場は、世界的に見て飛び抜けて高価な端末と通信サービスから成る。これを打ち壊すのは販売、製造、それらをつなぐプロジェクトマネジメントに優れた企業かもしれない─。流通業大手のイオンは、ジェネシスホールディングス(以下ジェネシス)や香港FIH Mobile社(富智康)らと共に用意したスマホ「geanee FXC-5A」を2014年7月4日に発売した(図1注1)。FIH Mobile社は、台湾Foxconn(鴻海)社傘下の有力企業。3GのMVNOサービスは、ビッグローブが提供する。

注1)筆者の調査に基づく。イオンは「トップクラスの製造レベルを持つ工場」とだけ明言している。