三菱自動車は2014年6月、名古屋製作所岡崎工場の組立ラインを大幅に改良した成果を、報道関係者に公開した(図1)。ラインの長さを4割短くし、生産性を高めたことが特徴。現時点では一部の改良にとどまるが、すべて終えると生産コスト(工費と工場内の物流コスト)を3割減らせると見込む。