読者から

各社の取り組みから見えるもの

 本誌4月号、5月号はタイムリーな企画であり、とても興味深かった。ものづくりを取り巻く環境変化を感じずにはいられない昨今。変革に向けたものづくり企業各社の取り組みが参考になっている。(総合電機・家電メーカー、研究・開発)

世界にも目を向けて

 本誌は、ものづくり企業の情報、世の中の最新動向、展示会情報などをいち早く知ることができるため役に立っている。日本だけでなく世界的なものづくりでの他社情報ももっと紹介してほしい。(産業用機器メーカー、商品企画・デザイン)

考え方や手順を学ぶ

 毎号楽しみに読んでいる。扱われている分野が多岐に渡り、異業種の内容についてはそれほど理解できない事もあるが、考え方や手順などは大変参考になる。特に興味深い内容や文面については付箋を貼ったり、誌面に印をつけて社内で回覧している。(金型関連メーカー、生産技術・生産管理)

今後の本誌に期待している

 本誌は勉強になる内容が多く、毎号興味深く読んでいる。今後は、3Dプリンターに関するより詳しい情報やいろいろな人のサクセスストーリーを紹介してほしい。今後も購読を続けていきたい。(自動車等輸送用機器メーカー、製造・工場)

編集部から

■これまでものづくり企業と医療との連携、いわゆる医工連携が進まなかった理由の1つに、医療機器がニッチ製品の集合体ということがあります。単一製品では大きな売り上げが見込めないため、特に大手企業は参入に及び腰だったといいます。

 しかし、逆に中堅・中小企業にとっては、そこが狙い目です。ある医療機器メーカーのコンサルタントは、長期的な視点に立って、大手が手掛けないような製品を幾つもこつこつと開発していくことが肝要と力説していました。(吉田)