2014年3月期(2013年度)の連結決算が出そろった(表)。全体として好決算が相次ぎ、トヨタ自動車が6年ぶりに過去最高益を更新した他、パナソニックは2008年3月期(2007年度)以来、6年ぶりの高水準となる1204億円の純利益を上げた。対照的に、業績不振に苦しむ企業の代表がソニー。営業利益では黒字(265億円)を確保したものの、エレクトロニクス事業が足を引っ張って約1284億円の最終赤字を計上した。

* ただし、キヤノンとブリヂストンは2013年12月期。

表●自動車、電機・精密業界の主な企業の2013年度決算
[画像のクリックで拡大表示]