ドイツBMW社は、電気自動車(EV)「i3」を2014年4月に日本で発売した(図1)。走行距離を延ばすために軽量化を追求したほか、ガソリンエンジンで発電機を駆動させて充電する「レンジエクステンダー」搭載車も用意した。内装材にリサイクル樹脂や天然素材などを多用し、環境負荷も減らした。

図1 レンジエクステンダーを搭載した「i3」
ガソリンエンジンで発電機を動かして充電することで、通常の連続走行距離を300kmまで延ばせる。