物流センターの設備管理システム「D\-LEMS」の開発を担当した大和ハウス工業の石原聡氏(写真右)と内田洋行の大矢訓寛氏(左)
物流センターの設備管理システム「D-LEMS」の開発を担当した大和ハウス工業の石原聡氏(写真右)と内田洋行の大矢訓寛氏(左)
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 大和ハウス工業は2014年4月、神奈川県相模原市の物流施設「DPL相模原」に導入したエネルギー管理システム「D-LEMS(ディーレムス)」の試験運用を開始した。DPL相模原は敷地面積4万1777m2、賃貸面積8万595m2の大型倉庫で、5階建ての各フロアを複数の物流会社に貸し出すマルチテナント型の施設である(図1)。テナント入居者に対して、自分のフロアの照明や空調設備などを遠隔制御できる仕組みを提供する。