特集
ヒトより見える眼、クルマから広がる
目次
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【第1部:市場動向】健康・美容にまで用途拡大、技術革新は「第2幕」へ
簡易な人感センサーや軍事用カメラなどに用途が限られていた赤外線センサー。車載向けカメラの需要増により、社会インフラや民生機器などへ応用範囲が広がる。従来なかったミドルクラスのセンサーモジュールの需要が高まり、技術開発が進展している。日経エレクトロニクス
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【第2部:ナイトビジョン】安全基準への導入を機に、欧州市場から本格導入へ
暗闇にいる歩行者や動物を映し出すクルマ向け赤外線カメラ「ナイトビジョン」。現在は高級車の上位機種に限られるが、今後は大衆車への搭載も見込まれている。安全を確保するセンサーの一つとして、自動運転システムに組み込まれる可能性もある。日経エレクトロニクス
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【第3部:低コスト化技術】Ge代替レンズ材料が続々、真空パッケージにも新技術
高性能で安価なナイトビジョンを実現するための要素技術の革新が進む。Geに代わる安価なレンズ材料として、カルコゲナイドやZnSが候補に上がる。赤外線イメージセンサーチップを小型・低コストに真空封止する技術も登場した。日経エレクトロニクス