設計・生産 ものづくり現場の競争力アップに貢献する
 

2014年5月号

キヤノンMJの新3Dソリューション、3DプリンターとMRシステムを連携させる

中山 力=日経ものづくり
2014/05/02 00:00
出典:日経ものづくり、2014年5月号 、pp.14-15 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 設計データの3D化が進む中、3Dデータの出力手段の高度化が注目を集めている。2D表示のディスプレーでは、3Dデータのメリットを十分に享受できないからだ。3Dデータが持つ情報を余すことなく、かつ分かりやすく伝えられる出力手段が求められている*1

*1 その背景には、企画・デザインから量産開始に至る開発プロセス内だけでなく、販売やサービス、メンテナンスといった多くの場面で3Dデータが活用されるようになり、活用する人も多岐にわたるようになってきたこともある。

 その具体的な解決策の1つが、仮想現実感(VR)の活用だ。2次元のディスプレーとは異なり、実物と同じようなスケール感、立体感で3Dデータを見ることができる。

 3Dプリンターによる現物の作製も3Dデータの有力な出力手段である。触感や操作感といったことを確認するには現物に勝るものはない。これまでは現物を手に入れるための時間やコストがネックになっていたが、3Dプリンターの普及がその課題を克服した。

 これら2つを組み合せて提供するのが、キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)が2014年4月10日に開始した3Dソリューション事業だ。同ソリューションでは3Dデータの出力手段として、VRを発展させたMR(複合現実感)システムと3Dプリンターを用意する(図1)。これらを用途に応じて使い分けるだけでなく、それぞれの長所を生かせるように組み合わせて活用する方法も提案する。これによって、人間の手が触れる部分と見るだけの部分の双方で最適な表現が可能になり、検証精度の向上と検証に要するコストや時間の削減を実現できる。

図1●キヤノンMJの3Dソリューション
3Dデータの出力手段として3DプリンターとMRシステムを用意する。これらを使い分けるほか、組み合わせて連携させることも提案する。
[画像のクリックで拡大表示]

ここから先は日経ものづくり購読者、または日経テクノロジーオンライン有料会員の方のみ、お読みいただけます。
・日経テクノロジーオンライン有料会員の方、もしくは雑誌購読者の方で日経IDと「日経BP書店マイデータ」への読者番号の登録がお済みの方は、左下の「ログイン」ボタンをクリックしてログイン完了後にご参照ください。
・新たにお申し込みされる方は、右下の「有料会員に申し込む」ボタンをクリックして、雑誌の購読もしくは、日経テクノロジーオンライン有料会員の申し込み手続を完了させてからご参照ください。
・雑誌購読者の方は、あらかじめ日経IDの登録と、読者番号の「日経BP書店マイデータ」への登録が必要になります。こちらのページを参考にして登録をお進めください。

【技術者塾】(9/11開催)
Quick DRを始めよう

~日産自動車で生まれた不具合未然防止手法~


日産自動車においてQuick DRを開発し、導入推進した講師が、Quick DRの考え方やプロセス、実施手順などを解説します。具体的な課題によるQuick DRの主要手順を体験する演習も実施します。 詳細は、こちら
日時: 2015年09月11日(金)10:00~17:00
会場:Learning Square新橋(東京・新橋)
主催:日経ものづくり

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング

日経ものづくり定期購読キャンペーン