担当者から

見かけないサイロ
 今回の特集の取材で、ソニーの開発者に話を聞く機会を得ました。いずれの開発者も元気が良く、ここ数年で開発現場が様変わりしたと雄弁に語ります。キッカケの一つとして挙がったのが、「One Sony」というスローガンです。事業部などの枠を越えて総力を結集しようという気持ちが、組織の隅々に浸透したといいます。過去にもソニーでは、「サイロを壊す」という表現が使われました。しかし、トップの意思は浸透しなかったようです。「日本ではサイロをあまり見かけませんからね」という開発者の言葉に、なぜか説得力がありました。(河合)

「プリクラ」で“盛れて”うれしい
 何年ぶりでしょうか…。解説記事の取材の一環ですが、ものすごく久しぶりに「プリクラ」を撮りました。出来上がった画像は、私のようで、私でないような。お肌ツルツルで目はパッチリ。「詐欺プリ」という言葉も覚えました。実際の顔と見比べて、同一人物とは思えないほど“盛れた”プリクラを指すそうです。勉強になります。確かに、きれいに盛れた画像をSNSに投稿して「かわいい~♪」「いいね!」とほめてもらいたくなる気持ちも分かりました、ほんの少しだけ。もちろん、すんなり理解できないことの方が多いのですが。ぜひ皆さんもご体験ください。(久米)