クルマとITの融合──。自動車を楽しく快適な空間にすることを目指し業界を挙げて長い間進めてきた取り組みが、大きく前進する。Google社と共闘したり、民生機器の見本市にこぞって乗り込んだり、2014年1月に開催された展示会で自動車業界はかつてない“本気”を見せた。広大なクラウドにクルマがつながり、そこから得られる大量のデータを解析して新たなサービスをつくり出す、“自動車ビッグデータ時代”の幕が開く。