特集
炭素から新産業
目次
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【第1部:動向編】高い潜在力の一端が製品に従来品の100倍の性能も
発見から20年超のカーボンナノチューブや同10年のグラフェンといった微細な炭素材料を利用した電子部品がいよいよ実用化され始めた。最近性能が大きく向上したダイヤモンド半導体も含め、「炭素エレクトロニクス」が電子部品や電子回路を大きく変えようとしている。日経エレクトロニクス
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【第2部:炭素デバイス開発編】実用化ラッシュ始まる、あらゆる部品がターゲットに
炭素デバイスの実用化は、透明導電膜に始まり、湿度などの各種センサー、そして2~3年先には蓄電池やキャパシターが続く。2020年ごろにはイメージセンサーやRFIDタグ、そして10年後には高性能マイクロプロセサも「炭素」に変わりそうだ。日経エレクトロニクス
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【第3部:合成/分離技術編】単層CNTが量産へ、分離技術も大きく進展
2014年2月、単層カーボンナノチューブ(CNT)の量産が日本でもようやく始まる。分離技術も大きく進展し、これまでできなかったことも実現可能になってきた。グラフェンでもバンドギャップ問題の解決が見え始めている。日経エレクトロニクス