Factory 2014
~IoT/M2M/ビッグデータで進化する世界の工場~

【日程】2014年3月5日(水)
【場所】目黒雅叙園(東京・目黒)
【URL】http://ac.nikkeibp.co.jp/nmc/factory2014/

 IoT/M2M/ビッグデータなどの先進的なICTによって工場を革新する取り組みが、全世界で加速しています。ネットワークを介して工場の内外とつながり、そこで得られた大量のデータを活用することで、品質や生産性を大幅に高めたり、工場を核とした新たなサービスを打ち出したりできるようになるのです。

 日本の製造業、そして工場がこれからも世界をリードしていくには、先進的なICTによる進化が不可欠です。そこで「Factory 2014」では、最先端の取り組みについて国内外から講師を招き、皆様に工場の近未来像を描いていただくための情報を提供します。

 米国については、米General Electric社が提唱している「Industrial Internet」に関するセッションを設けました。同社は、先進的なICTの活用によって全産業で1500億米ドル(約15兆円)の生産性向上効果があると見ており、その実現に向けたIndustrial Internetのプロジェクトに10億米ドル(約1000億円)投資することを宣言しています。この中には、工場を対象としたIndustrial Internetの専門部隊もあります。本セッションでは、その責任者を講師に招き、同社での事例を交えつつ、工場の進化に向けた戦略を語ってもらいます。

 欧州については、ドイツの産官学が一体となって推進している高度技術戦略「Industry 4.0」を取り上げます。「第4の産業革命」を目指すIndustry 4.0のプロジェクトには、ドイツの自動車メーカーや産業機器メーカーなどそうそうたる企業が名を連ねており、「世界が直面している問題を工場が解決する」という壮大なコンセプトの下、技術開発の方向性や、実現に向けた課題とその解決策などを打ち出しています。本セッションでは、Industry 4.0の推進役を務める独Siemens社のキーパーソンに登壇してもらいます。

 国内については、半導体メモリーを造る東芝・四日市工場の事例をお聞きいただけます。「ライン設計」「搬送」「生産」のシミュレーションにビッグデータを活用して品質や生産性を高めた取り組みについて、その責任者に自ら解説してもらいます。

(高野 敦=日経テクノロジーオンライン)
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その他のセミナーに関連する情報はこちらでご覧いただけます。http://techon.nikkeibp.co.jp/seminar/