農業機械向け横型ディーゼルエンジンの新工場をインドネシアに設立し、2014年7月の稼働を目指すのがクボタだ。同エンジンの製造・販売を手掛けるKubota Indonesia社が、同国中部ジャワ州スマラン市に所有する現行の工場を閉鎖し、約23km離れた同市のブキットスマランバル工業団地に新工場を建設する。移転と増設投資を含めた総投資額は約31.6億円。工場の建設は現在、順調に進んでいる(図1)。

図1●クボタがインドネシアに建設中の新工場
耕運機に搭載する横型ディーゼルエンジンを生産する。建屋は2.1万m2で、敷地は7.4万m2の予定。従業員数は2015年の段階で約450人と、現行の工場の従業員数である約420人(2013年10月の段階)から30人ほど増やす見込み。
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