「成長のエンジン」を、マツダが始動させた。2014年1月9日、同社はメキシコに設けた自動車の完成車新工場（メキシコグアナファト州サマランカ市）を稼働させ、セダン「Mazda3」（日本名「マツダアクセラ」）の量産を開始したのだ（図1）＊1。

図1●マツダが2014年1月に稼働を開始したメキシコ新工場
（a）新工場の設立場所。メキシコグアナファト州サマランカ市に設けた。（b）新工場の外観。生産能力は25万台/年で、18万台のマツダ車の他、トヨタ自動車ブランドの小型車を5万台生産する。クルマはメキシコ市場で販売する他、米国や、ブラジルを除く中南米市場、欧州市場へ輸出する。
[画像のクリックで拡大表示]

＊1　メキシコ新工場の名称は「Mazda de Mexico Vehicle Operation」。