マツダはロータリエンジンを使ったレンジエクステンダを試作し、電気自動車(EV)の「デミオEV」に搭載した実験車両を報道関係者に公開した(図1)。ロータリエンジンを使って小型化したのが特徴だ。

図1 レンジエクステンダを搭載した「デミオEV」
レンジエクステンダの搭載によって、約180km航続距離を延長できる。
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 同社はデミオEVを約100台リース販売しているが、航続距離についての満足度をユーザーにアンケート調査したところ、「満足」という回答は6%にとどまり、「やや不満」と「不満」を合わせて70%に達し、航続距離の短さがEVの大きな課題になっていることが分かった。