担当者から

ついに時代が追い付いた?
  「今そこに燃料電池」(2001年)、「実験室を出る燃料電池」(2003年)、「燃料電池の明日」(2004年)、「起動する家庭発電」(2005年)、「燃料電池車は消えたのか?」(2011年)─。日経エレクトロニクスは、燃料電池の開発状況を継続的に取り上げてきました。今回の取材では、東日本大震災以降の電力不足や、今後の再生可能エネルギーの余剰電力などへの対応のために、燃料電池への期待がこれまで以上に高まっていると感じました。時代が燃料電池に追い付いたということでしょうか。(河合)

Kindleの部品実装の洗練ぶりに驚く
 今回の解説記事で4台のタブレット端末を分解して印象的だったのが「Kindle Fire HDX 7」の部品実装が思った以上に洗練されていたことです。基板の片面に多くの部品を実装するなど、「Nexus7」よりも「iPadシリーズ」に近い印象を受けました。分解に協力してもらった技術者によると「米Amazon.com社のタブレット端末の実装は代を重ねるごとに洗練されてきている」とのことです。書籍や動画などのコンテンツを拡充するだけでなく、ハードウエアの完成度も高めてサービス利用者を増やそうとする同社の本気度がうかがえます。 (中島)


【誌面での訂正】
2014年1月6日号の特集「M2M 再発見」のp.30右段下から3行目に「原田博志氏」とあるのは、正しくは「原田博司氏」でした。p.35左段下から6行目と、p.39左段上から8行目および下から9行目に「宮川氏」とあるのは、正しくは「宮内氏」でした。おわびして訂正します。