「リバーシブル」対応のLightningコネクタ。USBの「Type\-C」コネクタも同様の形態を目指す
「リバーシブル」対応のLightningコネクタ。USBの「Type-C」コネクタも同様の形態を目指す
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 USB 3.0 Promoter Groupは2013年12月、USBの新しいコネクタ「Type-C」を発表した(図1)。現在仕様を策定中で、2014年中旬の作業完了を目指している。Type-Cの特徴は大きく二つ。一つは、表裏どちらでも挿入できる「リバーシブル」に初めて対応にすること注1)。米Apple社がiPhoneやiPadで採用している「Lightningコネクタ」と同種の機能だ。もう一つの特徴は、開口部の大きさを従来のMicro仕様と同程度にしつつ、最大データ伝送速度が10Gビット/秒のUSB3.1に対応させることである。

注1) メーカー独自のUSBコネクタの中にはリバーシブル対応品もあるが、USBで標準化された仕様ではない。