情報通信研究機構(NICT)は、大規模複合施設内で多数の人が移動している様子を複数台のカメラで撮影し、その画像データからおのおのの人がどのような経路で移動するかを把握する実験を実施する。2014年4月に西日本旅客鉄道(JR西日本)と大阪ターミナルビルの協力を得て「大阪ステーションシティ」で始める。災害発生時などに施設管理者が適切な誘導をするといった安全対策に応用できるかを検証するのが狙い。