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日経Automotive 2014年1月号

ITでクルマはこう変わる

第28回: 車車間通信の新提案

ホンダがスマホの無線LANを利用 スマホにDSRCを搭載するQualcomm社

  • 清水 直茂=日経Automotive Technology
  • 2014/01/23 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経Automotive Technology、2014年1月号、pp.93-94(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

車両と車両の間で無線の信号をやり取りする車車間通信。専用の通信機が必要で、これまで普及の道筋が見えなかった。ホンダと米Qualcomm社はそれぞれ、スマートフォンを使ってこれまでの課題を解決することを提案した。

 車車間通信を使うと、見通しの悪い交差点などでお互いの存在を伝えられる利点がある。ただその性質上、自車だけではなく他車にも通信機がなければ成立しない。ほとんどの車両に通信機が載って初めて真価を発揮する。逆にいえば、普及の初期段階では通信相手が少ないので効果を実感しにくく、初期段階では通信機の搭載費用をユーザーは払わないだろう。では誰が負担するのか。長年議論されてきた問題だが、誰も答えを出せていない。

 2013年10月、ホンダと携帯端末向けプロセサ大手の米Qualcomm社がそれぞれ、スマートフォンを活用してこれまでの問題を解決しようとする技術を提案した。ともにユーザーが車内に持ち込んだスマートフォンの通信機能を使って車車間通信を実現することを狙う。既にスマートフォンを持つユーザーならば追加コストは基本的にゼロ。その上、簡単に持ち運べるので新車だけではなく既存の車両にも車車間通信を適用しやすくなる。スマートフォンの著しい普及の度合いを考えると、負担の議論そのものが無用になるだろう。

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