ホンダは2013年11月、埼玉製作所・寄居工場を報道関係者に公開した(図1)。自動化技術を多く投入し、生産効率を高めた。「日本が世界でリードし続けるためのマザー工場」(同社社長の伊東孝紳氏)と位置付け、同工場に導入した生産技術を今後は新興国の工場に採用していく方針だ。

図1 ホンダが寄居工場を公開
組立工程の様子。「フィット」を生産する。能力は年25万台。
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