ワールド・レポート
目次
-
太陽電池の接続トラブルを系統の「見える化」で解決
Junko Movellan ジャーナリスト
日本では再生可能エネルギーの導入量が急増したことで、一部の電力会社が接続申し込みの回答を保留する事態となった。実は米国でも、同様の問題が発生していることを、ご存じだろうか。日本人の旅行先として人気が高いハワイ州で、接続の保留や電力の逆潮流が発生している。日経エレクトロニクス
-
高速道路での優遇が決め手、EV10万台超のカリフォルニア
赤いスポーツカーが、カリフォルニア州の青い空と青い海を背景に、高速道路をさっそうと走行する場面が映画にたびたび登場する。カリフォルニア州は、面積が広いにもかかわらず、同じ米国の東海岸や日本とは異なり、公共交通機関が発達していない。必然的に車への依存度が高くなり、5~6車線もある高速道路でも交通渋滞が…日経エレクトロニクス
-
派遣の“総量規制”が始動、企業の王道対策が焦眉の急
大槻 智洋=本誌特約記者、TMR台北科技
「中国の若者を直接作業者や初級設計者として大量雇用できた時代は過ぎ去った。その場所として考えるだけならば、中国には魅力がもうほとんどない─」(台湾系EMS/ODM企業の元経営者)。中国では今、専門学校や大学を卒業し5年経験を積んだエンジニアに、2008年時点より38~54%高い基本給を払う必要がある…日経エレクトロニクス
-
コンセントにつなぐ太陽電池、導入コスト削減のカギを握る
Junko Movellan=ジャーナリスト
太陽電池モジュールを設置してコンセントにつなげば、発電した電力を家庭で利用でき、しかも売電までできる─。まるで家電製品のように扱える太陽光発電システムをご存じだろうか。米国ではこうしたシステムを「プラグアンドプレーソーラー」や「プラグインソーラー」などと呼んでおり、徐々に認知度が高まっている(図1)…日経エレクトロニクス
-
建国100周年まであと9年、3つの数字をカギに成長狙う
15世紀中ごろから19世紀中ごろまでオスマン帝国の君主が居住したイスタンブールの「トプカピ宮殿」。そこからほど近い場所で、日本語の看板を見つけた。日経エレクトロニクス
-
LEDの光の質が向上、窮地の有機ELは装飾に活路
2014年3月30日~4月4日、ドイツ・フランクフルトで世界最大規模の照明・建築設備の国際見本市「Light+Building 2014」(隔年開催)が開催された。出展社数は2458社で、前回2012年の2302社から約7%増えた。来場者数は161カ国から21万1500人が訪れ、前回から約8%増加し…日経エレクトロニクス
-
ネット対応の「魔法のゴミ箱」 ゴミの回収コストを85%削減
Junko Movellan ジャーナリスト
米国カリフォルニア州サンディエゴ市の郊外に位置する、カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego:UCSD)のキャンパスを歩いていると、大きなゴミ箱が目に飛び込んでくる。日経エレクトロニクス
-
回す、鳴らす、見せる IoTのエッジを制すマイコン
Embedded World 2014で新製品が続々登場
エレクトロニクス産業の成長をドライブするキーワードとして、「IoT:Internet of things」が、注目されている。そのIoTのエッジの機器で使われるマイクロコントローラー(マイコン)の新製品が、組み込み開発の総合展示会「Embedded World 2014」(ドイツ・ニュルンベルクで2…日経エレクトロニクス