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三菱電機、世界最高速のエレベーター ほか
三菱電機は1230m/分と「世界最高速」(同社)のエレベーター技術を開発した。同社は、この技術を地上632mの超高層ビル「上海中心大厦」(中国・上海市)で稼働中のエレベーターに適用する。
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シャープがロボット型電話の予約開始、価格は19万8000円 ほか
シャープは2016年4月14日、2015年10月に製品開発を発表していたモバイル型ロボット電話の「RoBoHon(ロボホン)」の予約受け付けを同日13時に開始した。発売は2016年5月26日。価格は19万8000円(税別)。月産5000台(年間6万台)で製造する予定だという。
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富士重工の新プラットフォーム、ハイテンの使用比率63%に ほか
富士重工業は、現在開発を進めている次世代プラットフォーム「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」を公開した。2025年までの車両に使うことを想定したもので、まず2016年後半に世界で発売する次期「インプレッサ」に採用。その後、他の車種にも順次採用していく計画だ。
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ボタンを押さなくても自動で行き先階に向かうエレベーター ほか
三菱電機は、2016年2月4日にグランドオープンした大型複合施設「鉄鋼ビルディング」(東京都千代田区)にエレベーター17台とエスカレーター10台を納入した。エレベーターには、セキュリティーシステムと連動した行き先登録システム「ELE-NAVI」を搭載した機種が含まれる。
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自動車ボディーを大幅に軽くする製造システム ほか
住友重機械工業は、自動車のボディーやフレームなどの車体部品を大幅に軽くできる製造システム「STAF(Steel Tube Air Forming)」を開発した。鋼管をプレス機の金型にセットした後、通電加熱、高圧空気注入、成形、焼き入れの順に加工する。開発した制御システムにより、フランジ付きの連続異形…
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ルネサス、AIを使って異常検知するソリューションを開発 ほか
ルネサス エレクトロニクスは、産業用ネットワークの末端機器において人工知能(AI)による高度なデータ処理を可能にするソリューションを開発した。2016年度下期(同年10月以降)に顧客への提供を開始すると発表。現場に近いPLC(Programmable Logic Controller)など末端機器の…
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「海外生産が安い」はもう古い、エプソンの国内回帰戦略 ほか
「2013年以降、労働集約型の海外工場に比べて、自動化設備を積極的に導入した国内工場の方が労務費の面で安く抑えられている」。セイコーエプソン取締役機器要素技術開発本部本部長の奥村資紀氏が、東北エプソンのプリントヘッド工場の報道機関向けの説明会の中でそんな衝撃的な事実を公表した。
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トヨタが自動運転可能な実験車 ほか
トヨタ自動車は2015年10月8日、安全技術説明会を開催し、自動車専用道路において自動運転が可能な実験車両と、実用化したばかりの路車間・車車間通信を活用する運転支援システム「ITS Connect」搭載車を公開した。
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ドローンにCFRPとアルミの接合技術 ほか
三井化学は、金属と樹脂を強固に接着・接合する技術である「ポリメタック」が、エアロセンス(本社東京)の自立型無人航空機(ドローン)の骨格部品に採用されたと発表した。同社のドローンに、三井化学は炭素繊維強化樹脂(CFRP)とアルミニウム合金製ジョイントを一体化した骨格部品を提供する。
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DMG森精機、「Industry 4.0に感化されたわけではない」 ほか
DMG森精機は、組立工場や主軸工場などがある伊賀事業所を改装し、報道陣に公開した。同事業所は、約1600人が働く同社の主力事業所。改装の目的の1つは、同社が長らく進めてきた「つながるスマートファクトリー」の実現にある。具体的には、Webを利用した工程管理や在庫管理、品質管理、発注管理によって生産を効…
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ソニーモバイルとZMP、産業用ドローン事業で協業 ほか
ソニーモバイルコミュニケーションズ(本社東京。以下、ソニーモバイル)と、ロボットベンチャーのZMP(本社東京)は、自律型無人航空機(ドローン)による画像撮影と、クラウドによる画像データの処理を組み合わせた産業用ソリューションの開発・提供で協業すると発表した。2015年8月初旬に、合弁会社「エアロセン…
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トヨタの豊田章一郎氏が語る、自動車産業が持続する条件 ほか
「私が半世紀以上にわたって関わってきた自動車産業が持続可能な成長を果たすために、大切だと思っていることは3つある」─。2015年6月5日、トヨタ自動車名誉会長の豊田章一郎氏は、日本科学技術連盟が主催した「第100回記念 品質管理シンポジウム」で語った(特集1「甦れ、日本の品質」参照)。その3つとは、…
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BMW社が「3シリーズ」に3気筒エンジンとPHEV ほか
ドイツBMW社は2015年5月7日、一部改良した「3シリーズ」のセダンなどを発表した。3気筒ガソリンエンジンを追加するほか、2016年にはプラグインハイブリッド車(PHEV)も投入する予定。
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HondaJetが日本の空へ、4万8000km超のワールドツアー ほか
ホンダの航空機事業子会社である米Honda Aircraft社は、小型ビジネスジェット機「HondaJet」のデモンストレーション飛行などを世界各国で行うワールドツアーを実施する。13カ国以上を訪れ、そのツアールートは総計4万8000kmを超える予定だ。日本では、2015年4月25日~5月5日がHo…
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GEの刈羽事業所、金属3Dプリンターでバルブ部品を製造 ほか
米General Electric社の石油・ガス分野の事業部門であるGEオイル&ガスは、刈羽事業所(新潟県・刈羽村)に金属3Dプリンターを導入し、エネルギー産業用プラントで使われる特殊な仕様のコントロールバルブ部品の製造を開始した。
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トヨタ、2014年度の研究開発費は過去最高の1兆円に ほか
トヨタ自動車の2014年度における研究開発費が、1兆円に達する見通しとなった。同社の研究開発費が1兆円の大台に達するのは初めて。同社常務役員の佐々木卓夫氏は、「先行・先端技術の開発にしっかり取り組んでいる」と述べ、過去最高の研究開発費に達しそうな理由を示した。
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ホンダがハイブリッドの新型スポーツカー「NSX」 ほか
ホンダは、2015年1月12日に開幕した「デトロイトモーターショー2015」で、新型スポーツカー「NSX」を公開した。2015年夏に受注を開始を始める計画である。価格は15万ドル(約1800万円)からを予定している。
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東北大学、身体に貼ると発電するバイオ電流パッチを開発 ほか
東北大学大学院工学研究科教授の西澤松彦氏の研究グループは、酵素反応を利用して発電し、皮膚を通した薬剤浸透を促進できる「バイオ電流パッチ」を開発した。絆創膏(ばんそうこう)のように皮膚に貼るだけで発電できるため、外部電源の採用が難しい家庭用ヘルスケア商品などへの応用が期待できる。
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東京大学、培養した筋肉2本で駆動する人工関節を開発 ほか
東京大学生産技術研究所教授の竹内昌治氏らは2014年10月24日、組織培養した筋肉2本を対になるように配置した人工関節を世界で初めて開発したと発表した。同氏らは将来的に、筋肉で駆動するロボットや、人体内へ移植できる筋組織の開発が期待できるとしている。
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CYBERDYNE、作業支援用ロボットスーツを開発 ほか
人の動作を補助する「ロボットスーツHAL」を開発するCYBERDYNEは2014年9月30日、腰部の負担をモーターの補助によって軽減する作業支援用HALを開発し、レンタル提供を開始した。同社は、リハビリテーション向けなどに医療・福祉用HALを開発しているが、作業補助向けに応用するのは初めて。近く大林…