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目次
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東洋思想で解く日本流の強さ ほか
花王で多くのヒット商品を送り出し、代表取締役社長や会長を歴任した著者が、日本企業、中でも製造業における企業のあり方や人づくりの重要性を説いた本。米国流の短期的な経済合理性の追求が日本経済の低迷を招いたと分析。東洋医学や陰陽五行の思想を引用しながら、集団で力を発揮する日本流の強さとその根底に流れる人づ…日経ものづくり
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躍進要因はウォン安ではない ほか
元日本サムスン顧問の筆者が、韓国Samsung Electronics社の躍進と、これからの戦略について解説した。日本企業を尻目に、世界を代表する電機メーカーとなったSamsung Electronics社は、最近でこそ利益に頭打ち傾向があるとはいえ、依然として超優良企業であることは間違いない。その…日経ものづくり
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リーダーに必要な覚悟 ほか
短期間で日本航空の再建を果たした稲盛和夫氏が、中小企業の経営者からの15の質問に対して答えた「経営問答」を中心としている。経営者だけではなく、リーダーやマネジャーに心構えや覚悟を説く内容にもなっている。日経ものづくり
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科学的にばらつきを抑制 ほか
QVC(Quality Variation Control)プロセスとは、品質のばらつきを抑制し、不具合/不満を改善するために日産自動車が確立したツールとプロセスの名称だ。機能展開と品質工学を組み合わせることで、経験則や生産現場の努力に頼ることなく、上流から科学的に品質のばらつきを抑制できる。設計か…日経ものづくり
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「工学の森」を俯瞰できる ほか
大学の工学部の授業は、技術の詳細にこだわるあまり「木を見て森を見ず」になりがちだと指摘されることがある。そんな現状に危機感を抱いた2人の米大学教授らが「森全体を理解してもらえるように」とまとめたのが本書。構造物や製造工程などに関わる101の原理・原則や概念を端的に短く列記している。例えば、「正確度と…日経ものづくり
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機構アイデア実例88 ほか
生意気なようですが、私なりに工場を取材する時に気を付けているポイントが3つあります。[1]生産設備や治具などの道具、[2]物の流れ方、そして、[3]人の動きです。日経ものづくり