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目次
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F1の技術から次世代車が見えてくる ほか
ホンダがF1から撤退したのは2008年末。6年のブランクを経て2015年から再参入する。F1の走行記録は平均して年間2秒早くなるというから、ホンダは12秒分を取り返す必要がある。時速300km以上の勝負の世界で、12秒を取り戻すのがどれだけ大変なことだろう。日経Automotive
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日本で1兆円規模の新市場が生まれるか ほか
自動車で使う大量のセンサー情報(ビッグデータ)を収集し、活用するサービスに注目が集まっている。著者の三菱総合研究所の杉浦氏と慶應義塾大学の佐藤氏は、こうした自動車ビッグデータを活用することで、国内で1兆円規模の新しい市場ができると予測する。日経Automotive
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超小型モビリティーは日本の未来を映す鏡 ほか
自動車より小さくて小回りが利き、環境性能に優れ、移動の手軽な足となる1~2人乗りの車両─。これが、国が提唱する超小型モビリティーの定義である。本書は新しい乗り物として注目されている同モビリティーの最新動向などを、筆者の体験と豊富な事例を交えて詳しく解説している。日経Automotive
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名前の由来は開発符号のZ計画 ほか
スポーツカーを正確に定義するのは、意外と難しい。乗用車の車台とフロアパンを流用してボディーだけを変えた乗用車の派生車(スペシャリティーカー)などを除き、「一般の交通手段としての実利から多少離れたクルマ」と定義すれば、日産自動車の「フェアレディZ」は、世界で最も売れたスポーツカーといえる。日経Automotive
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事例を基に現地化戦略のポイントを詳説 ほか
インドに進出した日系企業は、ボリュームゾーンを意識して、手ごろな価格の製品を作ってきた。いまやインド市場では、値ごろ感のある製品の開発がますます重要になっている。それでは、安くて品質の良い製品を作れば、必ず売れるのだろうか。日経Automotive
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失敗事例を含め、詳しく解説 ほか
高性能車専用だったターボチャージャーは、燃費を向上させる装備へと性格を変え、より重要性を増した。日経Automotive
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HCCIの開発がSKYACTIV誕生のきっかけ ほか
マツダの次世代技術「SKYACTIV」の中核をなすエンジン技術の開発責任者、人見光夫氏が監修した技術者向け書籍。同氏はエンジンの効率が、「圧縮比」「比熱比」「燃焼期間」「燃焼時期」「壁面熱伝達」「吸排気行程圧力差」「機械抵抗」という七つの因子で決まると主張する。これらを妥協することなく突き詰めたのが…日経Automotive
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技術者向けのサスペンション入門 ほか
本書は1991年に初版が発行された「自動車のサスペンション」の改訂版。2005年の第二版をアップデートし、最近の事例を加えて再刊行された。前半は、サスペンションの機能やホイールアライメント、サスペンションの構造など基礎的な内容が続く。これが一気に難しくなるのが、第3章のサスペンションの性能と基礎理…日経Automotive