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目次
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燃料電池車、“選球眼”に違い ほか
ドイツDaimler社は2016年6月13日、2017年内に量産型の燃料電池車(FCV)を初投入することを宣言した。「Mercedes-Benz」ブランドのSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「GLC」ベースで、航続距離は500kmである。最大の特徴は、外部電源でも充電できる「プラグイン」…
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トヨタは大きくなりすぎた ほか
トヨタ自動車社長の豊田章男氏が、成長を続けるための方策を示した。同氏は2016年5月11日に開催した決算説明会で、「激しい変化にスピーディーに対応するには、トヨタは大きくなりすぎた」と述べた。3年連続で年間1000万台超の世界販売を達成したが、その裏で豊田氏は「(組織間の)調整が増える中で、意思決定…
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2021年までに新型車を34車種投入へ ほか
「再建は終わった」─ 。フランスGroupe PSA(PSA Peugeot Citroenグループから2016年4月1日に社名変更)が新経営戦略「Push to Pass」を発表した。2016年4月5日の会見で同グループ会長のCarlos Tavares氏は、攻勢に転じることを宣言した。
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20~30年先を見据えて先を行く ほか
ドイツBMW社が、創業100周年の節目を迎えた。2016年3月7日にはそれを記念して開発したコンセプト車「BMW VISION NEXT 100」を発表した。自動運転車で、ステアリングはダッシュボードに格納できる。ヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)で運転者に危険を知らせたり、最適な走り方を指示し…
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スズキとVW、ようやく和解へ ほか
スズキとドイツVolkswagen(VW)社の和解がようやく成立した。VW社が資本提携解消に関する損害賠償請求を取り下げ、スズキが和解金を支払う。2016年2月にスズキが発表した。
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初の100万台突破へ攻勢 ほか
富士重工業にとって、2016年は攻めの1年になりそうだ。同社は1月18日、2016年の世界販売台数を、2015年実績比で約6%増の103万3000台とする計画を発表した。生産台数も同約8%増の101万4000台を予定。計画を達成できれば、販売・生産とも初めて100万台を突破することになる。
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長いチャレンジの始まり ほか
「このプリウスは、これからも続く『もっといいクルマづくり』に向けた長い長いチャレンジの始まりだ」──。トヨタ自動車副社長の加藤光久氏は2015年12月、新型プリウスの発表会でこう決意を語った。
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自動運転車の導入、まずは日本で ほか
一般道での自動運転を2020年までに実用化することを目指している日産自動車(イベントウオッチ参照)。同社社長兼CEO(最高経営責任者)のCarlos Ghosn氏が「実際に自動運転車を導入する準備ができている国があるとすれば、それは日本だろう」との見方を示した。
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GM、ホンダとの提携拡大へ ほか
米GM社の上級副社長で製品開発を担当するMark Reuss氏(Executive Vice President, Global Product Development, Purchasing and Supply Chain)は、ホンダとの新たな技術開発提携について近く発表することを明らかにした。…
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増税の影響は想定以上だった ほか
「4月からの軽自動車税の基準見直しの影響は、我々が思っていたよりも大きいと思っている」。ダイハツ工業社長の三井正則氏は、2015年9月9日に開催した新型軽自動車「キャスト」の発表会でこう語った。
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スズキ、ストロングHEV投入へ ほか
スズキ社長の鈴木俊宏氏は、ストロングハイブリッドなどと呼ばれる本格的なハイブリッド車(HEV)を市場投入する方針を示した。2015年8月26日に開催した小型車「ソリオ」の発表会で明らかにした。鈴木氏は本格的なHEVに関して「新技術には色々トライしており、準備はしている」と述べた。
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ホンダらしいクルマづくりに注力 ほか
ホンダ社長の八郷隆弘氏は2015年7月6日、社長就任後初めての会見を東京都内で開いた。八郷氏は、グローバル6極体制の進化と、「ホンダらしい」商品づくりという二つのテーマに取り組んでいく方針を示した。
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多様な人材を登用する方針は貫く ほか
トヨタ自動車の常務役員で米国人のJulie Hamp容疑者が、麻薬オキシコドンの錠剤を米国から密輸したという、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。逮捕翌日の2015年6月19日、同社は記者会見を開催、社長の豊田章男氏が陳謝した。同氏は「今は捜査に全面的に協力している段階で、先のことは決めていな…
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今年こそ軽自動車でシェア1位を取る ほか
シェアで飯は食えない──。これを口癖にしてきたスズキ会長兼社長の鈴木修氏が、事業方針の転換を決めた。同社が2015年5月11日に開催した2014年度(2014年4月~2015年3月)決算発表会の席上、鈴木氏は「このままでは万年2位になってしまう。売り上げと利益は二兎を追わないといけないとつくづく感じ…
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工場新設の凍結解除を宣言 ほか
トヨタ自動車で専務役員を務めるJames E.Lentz氏は2015年4月15日、メキシコ市内で記者会見し、メキシコ中部のグアナフアト州に乗用車の組立工場を新設することを発表した。トヨタは2013年に工場の新設をいったん凍結。工場新設より既存工場を最大限有効活用する取り組みを進めてきた。
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英国人としての血が騒いだ ほか
2014 年10 月に英Aston Martin Lagonda(以下Aston Martin)社のCEO(最高経営責任者)に就任したAndrew Palmer(通称Andy Palmer)氏が、CEOに就任した経緯や今後の戦略などを語った。Palmer氏は1991年から日産自動車に在籍。13年間、…
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TNGAは2017年に本格導入 ほか
トヨタ自動車で常務役員を務める佐々木卓夫氏は、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の進捗状況について言及した。同氏は「TNGAに対応した新型車を2015年から一部で投入を始め、2017年に本格的に導入する」と述べた。2014年度第3四半期(2014年10~12月)の決算説明会で発…
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2025年までに年間100万台のEVを ほか
米Tesla Motors社CEO(最高経営責任者)のElon Musk氏は、同社の今後の電気自動車(EV)事業の見通しとして「2025年までに、年間100万台を超えるEVを量産する」と述べた。2015年1月中旬、「デトロイトモーターショー」の開催に合わせて企画された自動車関連のカンファレンス「Au…
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トヨタ、半導体が未来のクルマを造る ほか
トヨタ自動車電子技術領域の領域長で、常務理事を務める野村得之氏は、パワー半導体やセンサーの進化がクルマにとって重要とし、「豊かなクルマ社会は半導体に依存する」と述べた。同氏は「もっといいクルマを賢くつくる」ため、新しいクルマづくりの方針「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を進…
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TRW買収の狙いは「メガトレンドに対応」 ほか
ドイツZF社CEO(最高経営責任者)のStefan Sommer氏は、2014年9月に発表した米TRW Automotive社を買収したことについて、「2社が一緒になれば、自動車のエレクトロニクス化というメガトレンドに対応できる」と語った。今回の買収でZF社は売上高が300億ユーロ(約4兆3000億…