機械・部材 革新を支える産業機器と部品・材料の情報源
 

第6回:非接触安全スイッチとは

IDEC セーフティテック エキスパートチーム
2013/01/25 00:00
印刷用ページ

 これまで紹介してきた安全スイッチは、扉の固定部に付けた本体と可動部に付けたアクチュエータがメカニカルにかみ合う構造の開閉検出装置でした。今回紹介するのは、アクチュエータと本体が直接接触することなく、近づいたり離れたりするだけで本体内のセンサがドアの開閉を検出するタイプで、一般に「非接触安全スイッチ」と呼ばれています。

 非接触安全スイッチは、構造物同士が物理的に接触しないので摩耗粉が生じないという利点があります。さらに、開口部がなく凹凸も少ない形状にできるので、水や塵埃(じんあい)の影響を受けにくいことも特長です。

非接触安全スイッチの種類

 非接触安全スイッチは、開閉の検出に用いるセンシング技術によって主に2種類に区分されます。

[1]リードスイッチタイプ
 概観を図1に示します。アクチュエータ側に磁石、本体側にリードスイッチを複数内蔵する構造です。現在、広く普及しています。

図1●リードスイッチタイプの非接触安全スイッチ

[2]RFIDタイプ
 概観を図2に示します。アクチュエータ側にRFID(ICタグ)、本体側にRFIDリーダを搭載しています。

図2●RFIDタイプの非接触安全スイッチ

 いずれのタイプでも、信頼性はもちろんのこと、以下の機能が求められます。

■無効化防止機能
■故障した場合に安全を維持する(すなわち出力を停止する)ための故障検知機能

 本稿では、これらの機能について重点的に説明します。

コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング