自動車のクラスタ(メータやスイッチなどが集まっている場所)は、車速や燃料の残量、エンジンの状態などの基本情報を車載ディスプレイに表示することに加えて、車載カメラやレーダなどからの車外のデータを表示できる「デジタルクラスタ」と呼べる装置に進化している。本稿では車載のクラスタに関わる設計者に向けて、デジタルクラスタをどう開発するべきなのか、中でもメモリをどう扱えばよいのかを解説する。

木谷真
日本スパンション セグメント・マーケティング
Ken Perdue
米Spansion Field Application Engineer