筐体やケーブルに触れる,あるいはその引き回し方を変えることによって放射妨害波の測定値が大きく変化する理由は,放射妨害波をもたらす電流の流れ方が,ケーブルと筐体の位置関係によって大きく変化するからである。たった数μAの電流が筐体やケーブルに流れるだけで,CISPR22のクラスB機器の限度値を超える電磁雑音が放射される。このような状況では,例えば金属筐体とケーブルを挿入するコネクタとの間の接触不良を解消し,ケーブルのアンテナとしての振る舞いを抑えることで,放射妨害波を低減できる場合がある(下掲の「微弱な電流でも規格の限度値を超える」参照)。
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