2007年に日本人医師として初めてハーバードビジネススクールを修了(MBA)した山本雄士氏。東京大学医学部を卒業後、循環器内科などに従事した経験を持ちながら、臨床医としての退路を断ち、「ヘルスケアを『コスト』から『投資』へ」をコンセプトに掲げる企業、ミナケアを設立。同時に、「山本雄士ゼミ」を主宰し、「予防」を軸とする新たな医療の姿を提唱するコンセプトリーダーとして活躍している。同氏にこれからの医療や実際の取り組みなどについて聞いた。

(聞き手は小谷 卓也=日経デジタルヘルス)

ミナケアの山本氏(写真:加藤 康、以下同)