有機半導体膜を単結晶化することで、従来考えられてきたよりも高い移動度を実現できることを示した東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 教授 竹谷純一氏。同氏によれば、高い移動度を得たことで有機半導体を用いた回路で高速スイッチングが可能になり、センサーネットワークへの適用が視野に入ったという。後編では、高い移動度を示す有機半導体のさらなる応用先や、同氏が研究する単結晶有機半導体材料に行き着いた経緯などを聞いた。
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