──ソニーはウエアラブル端末事業にも力を入れています。ウエアラブル端末を使った生体モニタリングと、ゲノム解析サービスは将来どのように結び付いていくのでしょうか。
従来は、生体モニタリングといっても体温を測るぐらいのことでしたが、ここにきて運動量や行動パターンなどもう少し詳しい情報を測れるようになってきました。将来的には、体外から血糖値などを測ることもできるようになるでしょう。生体に関するさまざまな情報を携帯端末やウエアラブル端末で取得し、それをクラウドにつなげる。そういう時代が必ず訪れると思います。ゲノム情報プラットフォームはそうしたサービスの基盤を成すものとなるでしょう。
斎藤氏のインタビューの全貌は、日経エレクトロニクス2月3日号の特集記事『ソーシャルホスピタル ~社会で見守るみんなの健康~』に掲載します。