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HOMEエレクトロニクス電子デバイス > 曲がるディスプレイの研究開発に注力、技術を産業に結びつける

曲がるディスプレイの研究開発に注力、技術を産業に結びつける

台湾Industrial Technology Research Institute(ITRI:工業技術研究院), Display Technology Center, Vice President & DTC General Director  Janglin (John) Chen(程章林)氏

  • 田中 直樹=Tech-On!
  • 2012/08/28 15:24
  • 1/4ページ

台湾のハイテク産業の研究開発を支える半官半民の研究機関「Industrial Technology Research Institute(ITRI:工業技術研究院)」。単なる研究所ではなく、技術を産業に結びつけるための組織として、台湾のハイテク産業の成長に貢献してきた。このITRIでディスプレイの研究開発を担う「Display Technology Center(DTC)」では、自由自在に曲げられるフレキシブル・ディスプレイの研究開発に注力している。なぜ、フレキシブル・ディスプレイなのか。どのような取り組みをして、成果を上げているのか。目指すところはどこか。ITRIのDisplay Technology CenterのGeneral Directorを務めるJanglin (John) Chen(程章林)氏に聞いた。

台湾ITRI, DTC, Vice President & DTC General DirectorのJanglin (John) Chen(程章林)氏
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――自由に曲げられるフレキシブル・ディスプレイの研究開発に注力していますが、その理由は。

 6年前の2006年にIndustrial Technology Research Institute(ITRI:工業技術研究院)の「Display Technology Center(DTC)」にDirectorとして参加したときに、私はディスプレイの将来を考えました。行き着いた将来のディスプレイのキーワードが「Everywhere!! Any Shape!!」です。あらゆる場所でディスプレイが使われるようになる。だから将来のディスプレイはどんな形にもなる必要がある。窓だって掛け軸だってディスプレイになる。そこで、フレキシブル・ディスプレイの研究開発に注力することに決めました。

 2006年12月に、ディスプレイ産業の新しい成長機会を再び作ることを目指して、新時代のフレキシブル・ディスプレイの研究開発をスタートさせました。2007年には出身の米Kodak社からコレステリック液晶の技術を移し、2012年には日本の展示会で開発成果を披露しました。

――フレキシブル・ディスプレイの研究開発体制は。

 ITRIには各分野に関するさまざまな研究センターがありますが、われわれDTCだけで研究開発するのではなく、ITRI内の他の研究所のサポートも得ながら効率的に進めています。例えば、パッケージング(実装技術)については「Electronics& Optoelectronics Research Lab.(EOL)」、製造装置については「ITRI South(IS)」や「Mechanical and Systems Research Lab.(MSL)」、測定装置については「Center for Measurement Standards(CMS)」、基板や材料については「Material and Chemical Research Lab.(MCL)」の力を借りています。研究員のサポートも受けます。

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