SiC(炭化ケイ素)パワー半導体は,インバータなどの電力変換器の低コスト化や小型化を可能にするデバイスとして注目を集めている。エアコンや太陽光発電システム,ハイブリッド車/電気自動車などへの利用が検討されている。ただし,SiCパワー・デバイスが普及するためには,「高温動作が可能で信頼性の高い実装技術を確立する必要がある」と,よこはま高度実装技術コンソーシアム(YJC)理事の宮代 文夫氏は指摘する。SiCパワー・デバイスの現状と課題について,宮代氏に聞いた。
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