特集

PHEV
不具合に学ぶ

三菱自動車のプラグインハイブリッド車(PHEV)「アウトランダーPHEV」に不具合が相次いだ。Liイオン2次電池が発熱・発火したことに加えてソフトウエアでもリコールを届け出た。電動化と電子化が急速に進むなか、同社の事例は他人事ではない。Part.1では、三菱自動車の不具合が起きた原因を明らかにする。一方ソフトウエアでは最近、各社で三菱自動車と同様の不具合が起きている。Part.2ではソフトウエア不具合の傾向を分析し、各社の先進的な取り組みを紹介する。

  • Part.1 三菱自動車の教訓
  • Part.2 増えるソフト不具合

解説

ホンダハイブリッドの逆襲

ホンダがハイブリッド車で攻勢に転じた。6月に発売した「アコードハイブリッド」は30km/L、9月に発売した「フィットハイブリッド」は36.4km/Lと、JC08モードの燃費でトヨタ自動車の競合車種を一気に抜き去った。さらに、大型車、スポーツカー向けの新たなハイブリッドシステムも間もなく登場する。ホンダのハイブリッド戦略を追った。

部品メーカーの研究開発

欧米系の大手自動車部品メーカーに比べて、国内の自動車部品メーカーの技術力は決して負けていない。にもかかわらず、成長性、収益性で見劣りするのはなぜなのか。デロイト トーマツ コンサルティングが、同社の調査結果を基に分析する。

技術レポート

新車レポート

展示会レポート

2013年フランクフルトモーターショー

Daimlerが自動運転車を公開 足並みそろう欧州車の電動化

エンジニアの仕事

レーザと接着で作り込んだ
レクサスISの強固な車体

トヨタ自動車レクサスセンター チーフエンジニア
古山 淳一

                                                               

明日を読む

紛争鉱物は使うな
Coに及べば自動車にも影響

トーマツ企業リスク研究所
所長
久保 恵一

グローバル新潮流を追う

第27回 日産自動車の技術開発戦略

2020年までに自動運転を実用化
将来は全モデルに装着へ

ITでクルマはこう変わる

第27回 大手IT企業の充電サービス事業

充電インフラの認証・決済を簡単に
車載電池で住宅のエネルギ利用を効率化

標準を利用した戦略的クルマづくり

第3回 車種の特徴に応じた「標準」活用

非大手メーカーの競争戦略
ニッチ特化とオープン標準の活用

欧州ジャーナリストの視点

Chryslerに助けられるイタリアFiatグループ
部品の共通化も進む

コンサルタントの視点

日本車は中国市場でどう巻き返すか 反日デモ以前から競争力は低下
イノベーションの現地化が復活のカギ

連載講座