ホンダ常務執行役員の福尾幸一氏

 ホンダで燃料電池車(FCV)の開発を取りまとめる常務執行役員の福尾幸一氏は、米GM社と提携した理由について報道関係者に説明した。福尾氏は、FCVを普及させるというゴールは「遠く、長い道のりが必要」との認識を語り、提携によって開発費や人員を2社が半分ずつ出し合いながら「時間をかけて」(同氏)取り組む方針を示した。ホンダの長期的な戦略のなかでFCVの重要性は変わらないとし、開発人員は今後も「減らさない」(同氏)考えである。

以下、『日経Automotive Technology』2013年9月号に掲載