日本自動車販売協会連合会が発表した新車乗用車販売台数ランキング。3月の登録車販売台数は、対前年比84.4%で15.6%のマイナスだったが、4月は102.0%と、2012年8月以来、8カ月ぶりにプラスに転じた。昨年に比べて4月の稼働日が1日多かったのが主因と見られ、今後もこの傾向が続くかは予断を許さない。

 また4月はトヨタ自動車の「プリウス」が、2012年の9月以来、7カ月ぶりに同社の「アクア」を抜いて1位となった。日産自動車の「ノート」が3位、ホンダ「フィット」が4位なのは、2012年11月以降変わらず。2012年12月に全面改良したトヨタ自動車の「クラウン」は、4月に前年比4倍以上の販売台数で5位に食い込んだ。

以下、『日経Automotive Technology』2013年7月号に掲載