三菱自動車社長の益子修氏

 三菱自動車社長の益子修氏は2013年4月、電池やモータに不具合があった「アウトランダーPHEV」などの品質問題が相次ぐ根本的な原因として、社内で「流れ作業のように仕事に取り組み、自らの仕事の重みを考えられない状況にあった」とする考えを示した。今後は「(従業員の)仕事に取り組む姿勢にまで踏み込んで改善する」(益子氏)という。社長直轄の品質改革組織を立ち上げ、その中に「風土改革チーム」と呼ぶ組織を置いて社内の意識改革に取り組む。

以下、『日経Automotive Technology』2013年7月号に掲載