ホンダは直列2気筒400ccエンジンを搭載した2輪車「CBR400R」「CB400F」「400X」を発表した。発売はCBR400Rが4月、CB400Fが5月、400Xが6月。税込み価格は64万8900~75万750円。

 CBR400Rはスポーツ走行するフルカウルのバイクとして比較的前傾姿勢で乗る設計(図1)。フルカウルを装備しながら、横の開口部を大きめにしてエンジンを見せるデザイン。ヘッドランプは左右に2個並ぶ。

 CB400Fはハンドルが高めで、足着き性が良いなど取り回しやすく、日常の“足”として使える(図2)。

 400Xはゆったりと立ち上がった姿勢で乗るため長距離ツーリングに適している(図3)。17L(ほか2車種は15L)の燃料タンクを採用することで、航続距離を伸ばした。風防は高さを40mm変えられる。

以下、『日経Automotive Technology』2013年7月号に掲載
図1 スポーツバイクの「CBR400R」
図1 スポーツバイクの「CBR400R」
ヘッドランプは左右2個。
図2 足として使える「CB400F」
図2 足として使える「CB400F」
直立した姿勢で乗る。
図3 長距離ツーリングに向く「400X」
図3 長距離ツーリングに向く「400X」
オイルパンの前方を跳ね石から守るカウルが、オ イルパンに風を導く。