左から2人目がトヨタ副会長の内山田竹志氏、その右がBMW社Member of the Boardof ManagementのHerbert Diess氏
左から2人目がトヨタ副会長の内山田竹志氏、その右がBMW社Member of the Boardof ManagementのHerbert Diess氏
 トヨタ自動車は2013年1月、ドイツBMW社との協業に関して正式に契約を結んだことを発表した。2020年を目標に燃料電池スタックなどを共同で開発し、その成果を盛り込んだ「燃料電池車(FCV)を投入したい」(トヨタ副会長の内山田竹志氏)考えだ。また共同開発するスポーツカーでは2013年内に大まかな仕様を固める方針である。加えて繊維強化樹脂を用いた軽量化技術と、負極にLi、正極に空気を使うLi空気電池を共同で開発する。2社は資本提携せず、「信頼関係」(両社)に基づいて協業を進める。
以下、『日経Automotive Technology』2013年5月号に掲載