シェール革命
ガスからオイルへ
エコカーだけでは乗り遅れる
米国でガソリン価格が下がる“逆オイルショック”が起こる可能性が出てきた。「シェールガス革命」を担ってきた採掘業者が、ガスのあまりの安さに音を上げて狙いをガスからオイルに切り替えたことが背景にある。ガソリンが安くなった米国ではユーザーが強気になり、立派なクルマが好まれる。これに合わせたクルマ作りをしないと、日本の自動車メーカーはこの流れに乗り遅れる。
- Part.1 ガソリンが安くなる
- Part.2 クルマ造りが変わる
PHEVの本命はどれか?
EV走行距離の理想を探る
自動車メーカー各社から発表が相次ぐPHEV(プラグインハイブリッド車)。2013年には、3メーカーから新型車が登場し、既に発売していたトヨタ自動車、米GM社と合わせて合計5社から選べるようになった。しかし、それぞれのモータ出力、EV(電気自動車)走行距離といった特徴は、いずれも大きく異なる。本命のPHEVはどれか、各社の考え方を見ていく。
電子化・電動化で崩れるケイレツ
ホンダが方針を転換するワケ
クルマの電子化と電動化の進展が、完成車メーカーと部品メーカーの関係を大きく変えている。巨大資本を有する系列外の部品メーカーの存在感が高まる一方で、完成車メーカーが系列を維持するのは難しくなっている。電子化と電動化にかかわる自動車部品産業について長年調査してきた研究者が現状を分析し、今後の方向性を論じる。
- NEDOの「エネルギーITS推進事業」
- 減速エネルギ回生向けNi-MH2次電池
- 鉄基微粉末の低コストな新製造法
- 三菱電機の自動車向け新技術
- 「クラウン」のコストアップ部品
- 樹脂中子を使ったダイカスト技術
- 「デリカD:5」のディーゼルエンジン
- トヨタ紡織の事業戦略
- JASPARの機能安全Workshop
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スズキ「スペーシア」
JC08モード燃費は29.0km/L
減速エネルギ回生しボディも軽く -
Mercedes-Benz「Aクラス」
高いフロアを廃止し
Bクラスと「同等の車格」に -
Volvo社「V40」
世界初の歩行者用エアバッグ
上級車種を上回る安全装備 -
GM社「キャデラックATS」
2L・4気筒、後輪駆動のセダン
重量配分のため一部の部品を重く
ジュネーブモーターショー2013
“派生車”モーターショー スーパーカーもハイブリッド化
エンジニアの仕事
歴代チーフエンジニアに学んだ新型クラウンの開発
トヨタ自動車製品企画本部 ZS チーフエンジニア山本 卓氏
明日を読む
円高とデフレは人災
アベノミクスは普通の政策
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 経済・社会政策部 主任研究員
片岡 剛士氏
グローバル新潮流を追う
第24回 「CES」に見る車載情報システム
Fordはアプリ開発キット公開
増えるサービスプロバイダー
ITでクルマはこう変わる
第24回 ナビアプリの有料ビジネス
価値は情報量の差にあらず
他社との連携機能で無料の利用者増やす
欧州ジャーナリストの視点
BMW、Audiに追いつけないDaimlerの苦悩
成長市場への参入が必須
コンサルタントの視点
無生物であるクルマに
生き物のような価値を持たせるには
自動車部品進化論
最終回 自動変速機
FF車用に9速ATを実用化
変速比幅拡大し燃費を向上
- 2020年目標にBMW社と「FCVを投入」
- ホンダ、2013年度に「小型セダンと軽自動車、ミニバンを投入」
- 「『モノ造り革新』によるコスト削減が大きく貢献」
- 【日本市場】日産「セレナ」が1月、2月と連続して5位
- 【中国市場】日系メーカーの販売はやや改善
- 【米国市場】デトロイト3は好調、日系メーカーは昨年の反動で減る
- 【欧州市場】通年で「Fiesta」が「Polo」を抜く
- 安全装置向けマイコン デュアルコア、「ISO26262」準拠 ――ほか