- パナソニックとソニー、4K有機ELテレビを開発へ
酸化物半導体で共通の駆動素子、発光層はそれぞれ試作 - Si系太陽電池を「糸」に、米英の大学が光ファイバで作製
太陽電池の「布」や「服」の実現に向け前進 - 車載緊急通報機能「eCall」、YRPに試験場を設置
欧州での義務化で対応急務に、国内メーカーを支援 - 有機ELで第3の発光材料が登場、九州大学が開発
リン光材料並みの発光効率を蛍光材料で実現 - 有機電池に注力するパナソニック、高容量型と高出力型を開発
ポリマ化によって溶解を防ぎ、長寿命を実現
スマホ広告の履歴蓄積
Cookieを手本に回避
KDDI研究所 ネットワークセキュリティグループ 主任研究員
直流給電の標準化、IECがやらずして誰がやる
国際電気標準会議(IEC)次期会長、パナソニック 顧問
最高峰の半導体学会に見た
寡占化とモバイルの大潮流
こりゃ、まずいな
脳波コミュニケーション・ツール「necomimi」の開発(第2回)現地レポート 日本のメガソーラー(第6回)
高電圧で出力低下のPID
長期信頼性の評価が課題
デジタルヘルス(第5回)
異分野の視点こそが
新たなイノベーションを生む
- モバイル:Twitterでの要望をきっかけに、放射線測定器の販売を開始
- ディスプレイ:シャープの映像表示向け赤色レーザ、高効率と高出力でシェア70%を目指す
- デジタルヘルス:次なるターゲットは「人体」、半導体の応用が広がる
“足し算”のビジネスはもう限界
若者への権限委譲で“掛け算”狙え
STT-MRAM
1971年4月に創刊された日経エレクトロニクスは、今号で1100号を迎えました。電子・情報・通信などエレクトロニクスすべての分野の技術情報をお届けする、開発・設計者向けの情報誌である日経エレクトロニクスは創刊以来、エレクトロニクス技術の発展と市場拡大と共に歩んできました。そして、100号ごとの節目で、電子産業の今後を展望する記念特集を掲載してきました。今号の1100号で掲載した特集のタイトルは「やさしい機械」。電子産業の今後を展望する記念特集に、「何で機械が登場するのか」と疑問を抱く方々もいらっしゃるかもしれません。タイトルに「機械」を入れたのには訳があります。
創刊1100号特集で取り上げたことは、「人が機械の存在を意識しなくても、機械が適切な場面で適切なアシストをしてくれる」という未来像です。あらゆるところに広がった、センシング技術などを駆使するスマートな機器や部品が効果的に連動することで、こうした人にやさしい機械が実現するまでの道筋を解説しています。日経エレクトロニクス編集部にとって、現状から未来像を想像し、しかもそこまでの道筋を技術的な視点で検証していくには、明確な未来感と数多くのファクトが必要です。それらをしっかりとご紹介するために、37ページにわたる大型特集とさせていただきました。
大型特集以外にも、特徴ある記事をそろえています。まず、インサイド「最高峰の半導体学会に見た、寡占化とモバイルの大潮流」では、半導体技術に関する主要な国際学会「IEDM」の発表内容や発表者などから、半導体業界で起こっている動きをあぶり出しています。一方、寄稿「スマホ広告の履歴蓄積、Cookieを手本に回避」では、スマートフォンに向けた無料のアプリの多くに組み込まれている広告モジュールに関する問題と、その解決手法を取り上げています。
インタビュー記事では、パナソニック 顧問の野村淳二氏に登場いただきます。同氏は、電気・電子技術などの国際規格を決める国際機関である国際電気標準会議(IEC)の次期会長に選出されました(任期は2014~2016年)。IEC会長として、同氏の考えや経験をどのように生かすのかを聞きました。
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これからも、日経エレクトロニクスをよろしくお願いいたします。
日経エレクトロニクス編集長 大久保 聡